おっぱいが詰まった

授乳後、乳房の一部に手のひら大またはそれ以上の硬いところ、しこりがあれば、乳口が詰まったと考えられます。どれだけ固くとも、乳房の中で母乳が固まることはありませんから、母乳の出口が塞がって交通渋滞のようになっていると考えてください。
乳腺はブドウの房のような造りになっているので、多くは乳首を頂点にした三角形のしこりになります。

詰まっているもの(乳栓)は、母乳自身の脂肪やたんぱく質と、乳口から入り込んだブラジャーの繊維などが絡まったものと考えられます。乳口の奥(乳菅)は粘膜ですから柔らかく、母乳が飲み残されて溜まったりすると乳口辺りで母乳が乾燥して固まりができます。固まりができても授乳のときに赤ちゃんがそれごと飲んでしまえば問題にはなりません。しかし、赤ちゃんの吸い方が良くなくて、一部の乳口から母乳をきちんと飲み取っていないと、固まりが留まって段々大きくなってしまいます。乳口は皮膚ですから乳菅ほど柔らかくないので、乳栓が乳口の大きさを越えると授乳の圧でぴったり塞いでしまうのです。

赤ちゃんが正しく吸っているか、正しく吸わせるためにはどうすべきかについては、「乳首が痛い~産まれてすぐの赤ちゃん」「乳首が痛い~2ヶ月以降」の記事をご参照ください。

新しい詰まりなら、多くは乾燥の程度もさほどではないので、乳首のオイル湿布で取ることができます。

台所にあるさらっとしたオイル(サラダ油やオリーブ油など)を乳首の先に1-2滴つけ、食品用ラップでカバーして10分ほど待ったら、キッチンペーパーなどで拭き取って授乳または搾乳をします。この時、乳房のしこり部分を手のひらで圧迫すると詰まりが取れやすくなります。
乳栓に油を染み込ませて柔らかくし、授乳または搾乳の圧で取り除こうという理屈です。

これを2-3回しても全く詰まりが取れないなら、助産院などに助けを求めて出して貰う方が良いでしょう。
まる1日詰まった状態でおいただけで乳腺炎になることも珍しくなく、インフルエンザ並みに熱が出たりすると厄介です。

オイル湿布はすでに詰まった場合だけでなく、日ごろのメンテナンスとしても有効です。お風呂の前にしばらくオイル湿布をして、お風呂に浸かりながら搾乳するか、湯上がりに授乳します。

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